歪んだボディイメージ

あなたの理想とする体型はどんなものですか?

 

なぜ、痩せた体型になりたいのでしょう?

みんなから褒められたいから?

自信をつけたいから?

 

痩せた身体を手に入れたら、

どんないいことがあると思いますか?

 

そもそもあなたはなぜ、

そんなに痩せにこだわるのでしょうか。

 

たった0.1kgの増減で一喜一憂したり、

何度も体重計に乗って体重を確認したり、

何度も鏡を見て体型を確認して、

それでも太っていると感じる。

 

そんな摂食障害の歪んだボディイメージも、

体重増加とともに徐々に

適切な考え方になっていきます。

 

ポイントは、

痩せたままでは

歪んだボディイメージは変えられない

ということ。

 

つまり、体重が増えるにつれて、

「ま、これくらい大丈夫か」と

受け入れられるようになっていきます。

 

体重が増えても、

「痩せていることよりも体型に縛られずに生活できる方が幸せ」と感じられるにつれ、

痩せへの執着がなくなっていきます。

 

痩せすぎていない自分を受け入れられると、

徐々に理想のボディイメージも緩んでいきます。

 

そういった意味でも、

「痩せたまま克服する」

というのは難しいのです。

 

今回は、

歪んだボディイメージから縛られない方法

をご紹介します!

 

①ボディイメージの歪みを強める環境から

背を向ける

 

ネットで痩せたモデルばかり見たり、

SNS摂食障害の方とばかり

仲良くしたりしていませんか?

 

人間は社会的な生き物なので、

環境に左右されやすい性質があります。

 

だからこそ、生活している中で

ダイエットや痩せている人の情報に触れる

時間をできるだけ減らすようにしましょう。

 

②体質の違いを理解する

 

当たり前のことですが、

体質は人それぞれ違います。

 

骨太の人もいれば、華奢な人もいます。

また、筋肉がつきやすい人もいれば、

そうでない人もいます。

 

つまり、一人一人の体質が異なるのと同じで、

適正体重も人によってさまざまです。

 

このことをきちんと理解し受け入れることで、

自分という存在を受け入れてあげましょう。

 

 

さて、摂食障害が治った状態を

あなたは具体的にイメージできますか?

 

「歪んだボディイメージ」は、

あなたが歪んでいるのではなくて、

世間が歪んでいるのです。

 

あなたはその世間の価値観に

振り回されてしまっただけなのです。

 

なので、

「歪んだボディイメージを正す」のではなく、

今持っているボディイメージを尊重

しましょう。

 

そして、どうすればそのボディイメージで

生きていけるのか。

 

あるいは、どこか無理があるのなら、

どうすれば無理なく生活できるのか。

 

無理に正そうとするのではなく、

あなたが無理なく生きやすい方法

探っていきましょう!

 

他人と比較しても仕方ありません。

 

ありのままの自分を受け入れ、

愛することができるようになることが

大切なのです。