過食スイッチ

どこにあるのかわからないし

いつオンになるのかもわからない。

 

過食スイッチが入るのが怖くて

何を食べたらいいかわからない。

 

これくらいなら大丈夫かな、

そう思って食べていたら気付いた時には

過食になっていて、

苦しくなって後悔する。

 

病院に行ったって、

摂食障害の苦しさなんて知らない先生と

数分話すだけで、解決策なんて見つからない。

 

では、そもそもなぜ、

過食スイッチがオンになってしまうのでしょう?

 

原因として、

栄養不足

精神的ストレス

 

この2つが大きく考えられます。

実際にわたしもそうでした。

 

もう少し詳しく見ていきましょう!

 

1つ目の「栄養不足」による過食は、

 

・ダイエットによる急激な食事量の減少

・断食に近い食事

・栄養が偏った食事

・栄養素が極端に少ない食事

 

上記は食事系のダイエットをしている

ほとんどの人が当てはまります。

 

しかし、

これらによる栄養不足が引き金となって

過食スイッチが入ってしまっている

かもしれません。

 

人間は、

「心臓を動かす」「血を身体中に巡らせる」

といった生命活動を維持するだけでも

多くのエネルギーを必要とします。

 

そんな中、急に栄養が絶たれてしまうと、

身体は生命の危機を感じます。

 

そして、結果的に脳に対して、

「もっと栄養を摂れ!」

と命令を送ります。

 

すると、これが引き金となって

過食をしてしまうという訳です。

 

そう、

過食してしまうのは

あなたが悪いのではありません。

脳が身体を守ろうとしている証拠なのです!

 

ダイエットのために食事量を減らしている

その行動が過食スイッチをオンにしてるなんて

本末転倒ですよね?

 

 

もう1つは「精神的ストレス」による過食。

 

ストレスを感じると

無性に何かを食べたくなることありませんか?

 

なぜならヒトは、

ストレスを抱えると防衛本能で

無意識にストレスを解消しようとします。

 

そして、食べることは、

1番手軽に満足感・幸福感を得られる手段

なのです。

 

つまりこれも①と同じで、

脳が心を守ろうとしている証拠なのです!

 

この精神的ストレスでの過食の厄介なのは、

過食でストレスを発散したことに対して

またストレスを感じてしまうこと。

 

ストレスを感じる

           ↓

食事でストレスを解消する

           ↓

食べてしまったことに罪悪感

           ↓

またストレスになり過食

 

この負のループから抜け出すためには、

過食しないことよりも、

吐かないで食べれたということ

のほうが重要です!

 

吐かないで食べることができたということは、それだけ自分を受け入れることができた

ということであり、

自信に繋がります。

 

食べだしたら止まらなくなるんじゃないか、

そう不安になると思います。

 

そこで試してみてほしいのが、

ワンプレートに盛り付ける

ということです!

 

ワンプレートに盛り付けることによって、

食べる量を自然に制限することができます。

 

また、食べた量を把握できるため、

もしかして食べ過ぎちゃってる・・・?

という不安から過食になるのを防ぐ

ことができます。

 

摂食障害では、

食べること自体がストレスになります。

 

先述したように、

ストレスは過食の原因になりやすいです。

 

なので、

ストレスを溜めないことはもちろん、

ストレスを感じにくくなるような工夫が大切

です!

 

例えば、

・可愛いお皿に盛り付ける

・ランチョンマットを敷く

・好きな人と一緒に食べる

など。

 

 

習慣化している過食嘔吐

急にやめることは不可能です。

 

たとえできたとしても、

必ずまたぶり返します

 

過食をやめたい!

という気持ちが少しでもあるのなら、

吐かずに食べることを少しずつでいいから

受け入れてあげることから始めましょう!